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命の期限
今日は、命と真剣に向き合ったこの2日間のことを書きます。
少し長くなってしまいますが、お付き合い下さい。

事の始まりは15日水曜日の夕方、ある集まりに徒歩で出かけた長男がちょっと年老いた雑種の迷い犬をなでなでした事に始まります。
あまりに人懐こく側を離れないワンちゃんに困った長男は、約束の時間もあるので近くにあった交番へ相談したのだそうです。
遺失物として預かってもらうことになり、先を急ぐので書類への記入は明日の朝に出向く約束をして集まりの場所へ向かったそうです。

その話を長男からの電話で聞いた時、そんなに人懐こく無駄吠えもしないワンちゃんなら可愛がられて育っただろうから、きっと飼い主さんが捜索願を出すに違いないので交番にいれば大丈夫・・・そう思いました。
ところが、次の日の16日木曜日に書類の記入のために息子達が交番へ行ってみると、ワンちゃんは既に管轄の警察署へ移されていて、なんと次の日には保健所へ送られるとの事。

保健所=殺処分・・・私達の頭をよぎりました。

このまま見殺しにしてもいいのか…
でも、同情心の軽い気持ちで預かってもいいのか…
直ぐに来るであろう老犬介護を覚悟で預かれるのか…
でも、このままでいい訳がない…
それこそ色んなことを家族で話し合いました。

結果、とにかく今私達にできる事をしよう!と言う結論になり、警察署でワンちゃんの写真を撮らせてもらい「飼い主さんを探しています。」のポスターを作って、ワンちゃんを見つけた周辺のお宅や動物病院などを尋ねて歩きました。
同時に動物愛護センターや動物愛護団体など思い当たる所へ、こういう時にどうしたらいいかを電話で相談もしました。
しかしどれも思った答えが返ってきませんでしたし、それどころかもっと辛い現実を知らされました。

17日の金曜日になって保健所へ何とかならないかと電話を入れてみたところ、通常ワンちゃんの保護期間は3日間だけれど、今週末は3日間の連休が入っていて連休中は業務が休みのため、ワンちゃんを引き出す手続きが出来るのは今日の午後5時30分までだと言うのです。

もうなんだかんだ考えている時間はありません。
とにかくワンちゃんを引き出して保護してあげなければ!!
その後の事はそれから考えればいい!!
お昼に帰ってくる主人の同意を得て、引き出しに行こう!!

息子ふたりとそういう結論になった正にその時です。
息子の携帯に保健所から電話が・・・

「飼い主さんらしき人から、警察署の方へ連絡が入ったようです。」

「え! ホント?! あぁーー良かった〜〜〜!!!!!」

三人でホッとして、そして涙が出るほど嬉しかった。。。

夕方、ちゃんと引取られたかの確認の電話を入れたところ「飼い主さんが来て無事連れて帰りましたよ。」とのことでした。
ただ、個人情報保護からどこに住んでいるどんな方なのかは、まったく教えてもらえませんでした。

ワンちゃん、あなたはどこからこんな所まで来たの??



今回三男が尋ねた動物病院の方々には真剣に話を聞いていただいて、快くポスターを貼っていただきました。
飼い主さんが見つかって無事帰りましたと三男が電話をした所、「それは良かったね〜 本当に良かった。」そう言って頂きました。
本当に、ありがとうございました。
また、温かな心に触れる事が出来ました。。。

ただ一方で、何とかして助けたいと思う私達の気持ちに答えてくれる機関が、ここ宇都宮にはありませんでした。
もうほんの少し手を差し伸べてくれる機関があったら、助かった命もあったでしょうに・・・

その為に私達はどんな事が出来るでしょうか。。。

命に期限があってはならないと、真剣に考えた2日間でした。
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